12年目のCYPRIS(キプリス) の名刺入れ|Leather



忘れてはいけない、モノ選びの原点。

社会人になるにあたり、購入した名刺入れです。

今年で12年目。
あまり名刺入れを使う方ではありませんが、縫製のほつれや革の割れなどなく、丈夫でしなやかでいいモノです。

名刺入れを買おうとかばん屋さんに見に行って、これがいいなと買ったのが、この名刺入れでした。
メーカー、ブランド、素材。

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そういった情報を一切知らずに、見た目、作り、手に持った感じ。
そのモノだけを感じて、あと予算もちょっと考えながら選んだ名刺入れで、モノ選びとしては今よりも余計な知識がなかったので、かなり純粋に選んだモノです。

使い始めてから6年後くらいに、この名刺入れのブランド名を知りました。

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CYPRIS。
なんと読むかわからず、サイプリス?知らないな、まあ気に入ってるからいいけどと調べることもせず。
それからmixiだったか、SNS上でCYPRISの何かを購入したという書き込みを見て、確か僕の名刺入れもそんな感じの刻印があったようなと調べて、キプリスを知りました。

今だと、どういうメーカー、ブランドでこだわりはどういうところで、素材は何で、というウンチクを購入する前につい確認してしまいます。
もちろん、作る側としては、それは知ってもらいたい事柄だと思いますし、知っておくことで、使用上の注意点がわかるかもしれません。

しかし、愛用するモノを選ぶときに、うんちくや妙な熱もなく「これがいい」という選び方をすることも忘れないようにしたいと思います。
そういったものは、やはり長く愛用できるし、使っていて気持ちがいいです。
例えば、いい靴が欲しくてオールデンの靴を選んで買った人と、オールデンの靴が欲しくて買った人。
どちらが結果で目的か。
どちらがいい悪いではありませんが、僕は前者の方が好きです。

もう余計な知識やらを収集してしまってなかなかそういう選び方もできなくなっています。

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この記事を書くに当たり、なんというモデル、ラインなんだろうと調べたのですが、たぶんもう廃版でわかりませんでした。
その途中で、素材がベジタブルタンニン鞣しの革だったということに気がつくくらいに、この名刺入れについては調べるということをしていませんでした。

このブランドがいい、この素材がいい、みんな持っているのがいい。
そういうモノの選び方も所有欲を満たして楽しいですが、そのモノ自体、「これがいい」という選び方も忘れないようにしたいです。

僕のモノ選びの最後の良心とも言うべき名刺入れです。
だからなんとなく今までブログの記事にもしてきませんでしたが(たぶん)、いつものユニバーサルレザーローションで手入れをしたのでいい機会ということで。
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コメント

No title

キプリスは、私も実は同じ経験があるんですよ。

製品の質(素材、作りだけでなく、雰囲気や機能性なども含めて)を自分で見て選んだモノが、後からどこかで紹介されていたり、評価されていたりすると嬉しいですよね。
”俺は間違っていなかった”みたいな嬉しさですかね。


2016/01/10 (Sun) 22:23 | なおけんた #l18yNLao | URL | 編集
Re: No title

なおけんたさん、コメントありがとうございます。

まさに、おっしゃるとおりです。
自分が好きで選んだんだから、別に周りの評判は気にしない、と突っ張ってみるところもありますが、やはり評価や評判がいいとうれしかったりします。



> キプリスは、私も実は同じ経験があるんですよ。
>
> 製品の質(素材、作りだけでなく、雰囲気や機能性なども含めて)を自分で見て選んだモノが、後からどこかで紹介されていたり、評価されていたりすると嬉しいですよね。
> ”俺は間違っていなかった”みたいな嬉しさですかね。

2016/01/11 (Mon) 05:39 | mc #- | URL | 編集

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