三交製靴 ラギッドシューズS-3|経年変靴レポ11



昨年のベストバイは?と聞かれたら(聞かれていないですが)、これ、今はなき三交製靴のラギッドシューズS-3です。

2月に購入してから、1年通してよく履いていましたが、びくともしない、まさにラギッドシューズ。

コンスタントに週1~2のペースだったと思います。
今僕が所有する靴は20足くらいなので、1軍の中でもエース級の活躍ぶりです。

前回の手入れをしてから1ヶ月程度なので、今回は軽く手入れを。

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汚れ落とし・保革 Saphir ユニバーサルレザーローション



万能選手のユニバーサルレザーローションです。
これで汚れをぬぐいつつ、全体になじませたあと、ブラッシング、よく乾拭き。

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よく履いていただけに、雪用ソールはけっこう削れてきています。
もともと削れやすいという注記があったソールの割には削れが遅い方だとは思いますが。

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ヒールの削れ具合はまだまだですが、三交製靴なき今、ヒールのトップリフトの交換に出す先を今のうちから探しておいた方が良さそうです。

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シボ革ではなく型押しとのこと。
シボ革を敢えて磨いてつま先だけ光らせるというのもあるようですが、この靴の形だとこのくらいの光沢が合いますね。

この先、どういう変化を見せてくれるのかが楽しみです。
大きな変化はしないんじゃないかという気もしますが。

この靴は50代くらいでさらっと履いていたらかっこいいだろうなと思うのですが、僕がそのくらいの年代になったときにはさすがにこの靴はもうダメになっているでしょう。
そのとき、こういうギラついた感じのない、脂の抜けた感じの靴は売っているのか。
果たして売っていないでしょう。

これはブーツ並に丈夫な短靴ですが、できるだけ長く履けるように手入れを欠かさぬようにしたいと思います。


もし今、お気に入りの靴があるとしたら、それを大事に履いた方がいいでしょう。
その靴が壊れたときに、同じものを求められるかというと、その保証はまったくありません。
廃版、メーカーの廃業、靴のデザイン、材料の変更などまったく同じものを同じように作り続けていくというのは、どんなに歴史があるメーカーでも難しいものです。
この靴のメーカー、三交製靴のように、どこの製靴業者も後継者がおらず、当代が引退すれば終わりというところも多いそうです。
普遍のメーカーの1つ、Redwingですら、後継者不在による廃業こそないにしろ、年代によって作りや材質が違うと、旧品がありがたがられるくらいです。
もしかしたら、今からちょっと前までが一番靴を楽しめる時代のピークで、今は下り坂にいるのかもしれません。
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コメント

No title

あけましておめでとうございます。

2016年の最初がラギッドシューズというのは嬉しいです。
手入れのレポートはいつも楽しみにしています。

今年もよろしくお願いします。

2016/01/01 (Fri) 15:59 | なおけんた #l18yNLao | URL | 編集
Re: No title

なおけんたさん
昨年は拙ブログにコメント多数ありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

2016/01/01 (Fri) 19:51 | mc #- | URL | 編集

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