経年変靴レポ|Paul SmithのTricker's-18



クラック対策。

気がつけば、全体に細かなクラック(革表面の小さな亀裂)が入ってきていたトリッカーズ。
今回はクラック対策の手入れをしてみました。

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汚れ落とし 水拭き
保革    Saphir noir レノベイター



レノベイターにはミンクオイルが配合されており、革を柔らかくしてくれるそうで、硬くなってしまった革に柔軟性を与えて、クラックの拡大を防いでくれる事を期待しています。

馬毛ブラシでよく砂やほこりをとばしたあと、濡らして固く絞った布で全体を拭き上げます。
ちなみに拭くときは上から下へ、シャフトからソールへ。
ソールが一番汚いですからね。

そのあと、レノベイターをペネトレイトブラシで全体に塗布。
こういう飾りが多い靴こそペネトレイトブラシが活躍します。

ブラシの毛先を使って、コバとアッパーの革の隙間までしっかりと。
ここが意外と忘れがちなところで、この隙間からクラックが起こってソール交換もできなくなることが多いそうです。
穴飾りの周辺もしっかりと。

そのあと、豚毛ブラシで全体をブラッシングし、馬毛ブラシ、乾拭きの順で、完成。

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カントリーブーツだからぜんぜんヘコタレないし、甘やかさないぜとワークブーツのような運用をしていましたが、それはもしかしたらCシェイドというもっと厚い革のもののみで、本当はこのブーツはもうちょっと労ってあげないといけなかったのかもしれません。

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そういえば、前回の経年変靴レポで、色抜けが気になると書きました。
Reboot 2015/10/09 「経年変靴レポ|Paul SmithのTricker's-17」
しかし、ベロの内側を見てみると、もうこれは補色でどうにかなるレベルではないので、このままどこまで行くか補色無しで手入れをしてみようと思います。
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