日記|ポルナレフ、漆器を買う。



なぜか漆塗りの椀を買って帰っていた。

先日、カシミアのニットを買おうと思い、デパートへ行きました。
思ったような品が見つからず、今日は買わずに帰るかと思ったときに、エスカレーターから見えた木製のスツール。
最近、妻が僕のパソコン机の折りたたみ椅子をキッチンで使っているため、椅子を買おうかなと思っていたところだったのでちょっと寄ってみました。
スツールは思ったよりも価格が高く、また、パソコン机と色が合わなそうだったので、けっきょく買わなかったのですが、今度は漆器に目が止まり、どんなものなんだろうかと眺めていたら、おばあさんの店員とおじさんの店員が説明をしてくれました。

漆器というと輪島塗りが有名ですが、そこには越前塗りと会津塗りの漆器が置いてある。
漆器といっても素材と製造が国産のもの、材料となる木材は中国産で製造を国内で行っているもの、素材は樹脂と木粉を混ぜたものを整形して合成漆を塗ったものなどがあるそう。
もちろん価格は順に安くなっていく。
天然木製のものでも、中国産の木材を使ったものは国産の木材に比べて強度が落ちるので薄く削ることができず、どうしても器が厚くなるので重くなってしまう。
樹脂と木粉のものは、安かろう悪かろうなのかというとそういうわけではなく、食洗機で洗えたり、日常使いにおいて扱いを気にせず使えるというメリットがある。
などなど、これはどうなのか、あれはどうなのかといろいろ聞きながら、気がつけばこの漆器を買っていました。

ありのまま今起こった事を話すぜ、カシミアのニットを買いに来たと思ったら、いつの間にか漆器の椀を買っていた。
何を言っているのかわからねーと思うが、おれもなんで買ったのかわからなかった。
危うく妻の分も買うところだった。
服屋の粘着店員だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ。


うまくノセられてしまった感は否定できませんが、漆器に興味はありました。
実家の蔵には使っていないものがたくさんあるのでわざわざ買う必要もなかったのかもしれませんが、日々ルーティンとして行う家事において、自分が選んで気に入ったものを使うと家事も楽しくなりそうだなと。

なんとなく妻が買ってきたものを使っていて、傷んできたら、まだ妻が買ってきて。
結婚する前も、母が買ってきたものを同様に。

自分でじっくりとこれだと、同じ製品でも在庫の中から一番木目の模様が気に入ったものまで自分で選んだ、今までで一番選んで、納得して買った椀。

国産の欅の木を使った越前塗りの漆器。

つるんとした光沢のある漆器ではなく、木目が見える落ち着いたタイプ。

飲み口が外側に反っているのが軍師官兵衛の兜のようでかっこいいです。

この漆器で味わったお味噌汁は、いつもよりもちょっとおいしい気がしました。
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