
カビを生やしてしまったら、そのあとの対処が重要。僕のカビ対処法。
雨に濡れたマナスルシューズP−1がカビてしまいました。
→Reboot 2015/07/25 「日記|マナスル、カビる。」
カビが広がる前に、早急に対処しなければなりません。

まずステインリムーバーで外も中もソールの裏もきっちり全体を拭き上げる。
それから、全体をアルコール除菌。

今回、除菌用アルコールスプレーが切れていて、これしかなかったので、これで。

まあ、除菌99%って書いてあるから、これで平気でしょう。

中までしっかりとスプレー。

そのあと、天日干し。
シューツリーも同様にスプレーして天日干し。
ちなみに、僕の靴の参考書「紳士靴を嗜む」(飯野高広 著)にカビが生えた際の対処が書いてありました。
1.コットンパフ等にカビ取りスプレーや消臭除菌スプレーを染み込ませてカビを拭き取る。
2.しばらくしてから、同様に今度は全体を拭き取る。
3.風通しのよい屋外に2、3日。できれば一週間天日干し。(カビ菌を死滅させる)
4.サドルソープで洗う。(死滅したカビ菌を洗い落とす)
5.再び、風通しのよい屋外で靴の内外がしっかり乾くまで天日干し。
なんと。フルで行えば、1週間から10日はかかります。
ちなみに前記事のコメントで、Sさんから、カビを防ぐにはソールの通気性を確保することが必要とのコメントをいただきました。
僕もその辺は心得ていたつもりで、湿気対策、通気性確保を目的として、靴の下に炭を封入したマットを敷いているんですが、今回はそれでもダメでした。
やはり乾燥が足りなかったのが大きいようです。
見た目には乾いたように見えても、靴の中底と革底の間には中物としてコルク等が詰めてあり、ここまで完全に乾かすことが必要です。
靴の丸洗いの際にはそこまで考えるのですが、雨の浸水だからと、そこまでしっかりと乾燥させなかったのが今回の失敗、カビ発生の原因だと思います。
まあ大丈夫だろう、が命取り。
カビはそのようなスキを突いて来る。
よい教訓になりました。
そういえば、毎年行っている靴の天日干しを今年は行っていませんでした。
いい機会なので他の靴も天日干し。

ぜんぶで22足。
これでも減らしましたが、10足まではどうにか減らしたいです。
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