日記|悪目立ち



今の仕事に就いてからもう丸4年。

REDWING、WESCO、White's、安藤製靴、およそ仕事用の靴ではない(少なくとも事務職の靴ではない)ワークブーツを仕事に使ってきた。

それについて、特にダメだと言われることもないのだけど、やはり1年くらい前から、僕はそういうブーツを履いて仕事をしている人というレッテルを貼られ、そのブーツはいくらなの?と聞かれることもしばしば。

濁して答えても、知っている人は知っているので、高いブーツを履いているヤツみたいになってしまった。

まあ、それは当然の話で、スモークジャンパーやボスを履いてゴツゴツゴツゴツと踵を鳴らして歩いていれば、なんだあれはとなるだろう。

先日もG-BOOTSを履いていたら、お客に、すごいブーツ履いてるねーなんて言われる始末。

完全にブーツが悪目立ちしている。

そんな中で、木に紛れようと思い、普通の靴を探して出会ったのが、最近頻繁に話題にしている三交製靴Sー3だった。

特別、期待をしていたわけではなかったが、良靴に出会うという最高の結果だった。

出会ってからすぐに販売終了が決まり、もうこれは縁だったんだなと思っている。
あと2カ月、三交製靴を知るのが遅ければ、きっと買うことはなかっただろう。
たぶんクラークスのデザートブーツを買っていた。

上で挙げた所有しているブーツはいいブーツなんだけど、職場で履くには目立つ、むしろ悪目立ちしてしまう。
良いのは間違いないんだけど。

目立たず、でもその良さは自分だけが分かっているくらいがちょうどいい。


三交製靴がもたらしたパラダイムシフト。
所有欲、経年変化、育てる、素材の革が云々。
それらは既に過去のもので、履いていて楽しいという新たな価値観と高品質低価格という価格基準を僕に植え付けて行ってしまった。

その三交製靴も5月20日の販売終了に日数を残して、在庫がはけてしまったか、合うサイズが無くて僕が購入できる靴はない。

三交なきこれから、ことあるごとに、やはり三交はコスパよかったんだなと思うことになるだろう。
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コメント

No title

こんにちわ。いつも楽しく拝読しています。

「目立たず、でもその良さは自分だけが分かっているくらいがちょうどいい」ってわかります。私は工場の事務所勤務で安藤のジェレミーとかセミドレス履いているんですが、床をなるべくゴットンゴットンいわせないように歩いてます。なんかスゴイの履いてるね的なことを言われないでもないので、悪目立ちを隠しきれるものではないのでしょうけど。
今は前から欲しかったエンジニアを物色していますが、いよいよ日常から乖離するんじゃないかと悩んでいます(笑)。オックスフォードあたりにした方が仕事生活になじみがいいのはわかっちゃいるんですが、でも好きなもんを毎日履きたいんですよねえ…

2015/04/10 (Fri) 08:06 | 四十郎 #- | URL | 編集
No title

四十郎さん
コメントありがとうございます。

好きなものを履きたい気持ちは僕もありますね。
あとは、平日の仕事のときも履かないと履ききれないだけの数の靴があるので。
それが問題だというのはわかってはいるのですが。

ファッションという話であれば、浮いているというのは好ましくないのは間違いないです。
また、社会的にも同じことが言える気がします。
浮いていることで多少なりとも不利益が生じたとしても、それは甘んじて受けるしかない。
程度の差こそあれ、金髪で職場に行くのと変わらない話なのかなという。
まあそこまでの話ではないのかもしれませんが。

2015/04/12 (Sun) 10:43 | mc #- | URL | 編集

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