
仮面ライダービルド。
デザインはひさびさにぱっと見でかっこいいしスタイリッシュだなと思えたのですが、ドハマリした仮面ライダーエグゼイドの後番組だし、2つの特性を組み合わせて戦うのは仮面ライダーWとかぶるなあとちょっと不安でした。
しかし、そんな不安を吹き飛ばしてくれるくらい面白い。
思いの外ハード路線なストーリーになってきて、仮面ライダーという兵器にされた主人公たちと戦争というのが今の第2クールのテーマのようです。
そんな仮面ライダービルドの基本形となるラビットタンクフォームが早くもS.H.Figuarts化。
しかもS.H.Figuarts10周年を記念しての特別価格3,200円(税別)
S.H.Figuartsは定価で4,000円くらいが多いので、2割くらいお安いですね。
でも造形においてはその分の手抜き等は一切ありません。
造形、メタリックな塗装ともに完璧。
ベルトの再現度も高く、サイクロン部分はさすがに回りませんがハンドルは可動です。
ビルドは後ろ姿がかっこいい。
黒部分がしっかりとマットな成型色です。
メタリック塗装とマットな部分のメリハリが効いています。
足も細すぎず、太すぎず、フィギュアとしてはいいバランス。
もし真骨彫版が出るなら、大腿部がもう少し太くなるんでしょう。
ラビットタンクフォームということで、その名のとおり戦車とうさぎの組み合わせでの変身なんですが、なぜ戦車とうさぎなのかはまだ明らかにされていません。というか特に意味はないのかも。
右足には戦車のキャタピラモールドもしっかり入っています。
左足は、うさぎ=跳ねる=バネという連想からバネの意匠が組み込まれているのは一目瞭然ですが、こうしてみるとつま先がうさぎの足先っぽいんですね。
複眼とアンテナが組み合わせたモチーフを表しているのですが、戦車の砲塔が昭和ライダーに多いロッドアンテナに、うさぎの耳が平成ライダーに多いブレードアンテナになっているのも芸が細かい。
右半身を見ると昭和ライダーっぽく、左半身を見ると平成ライダーっぽく見えるように工夫されているんじゃないでしょうか、たぶん。
全身の可動は申し分ありません。
シンプルなデザインなので、動きのじゃまになるパーツもなくグリグリ動くため、ライダーキックポーズもかんたんに決まります。
ちょっと残念なのが、お値段を下げるため付属品が少ないこと。
通常武器であるドリルクラッシャーは付属せず、通常の握り手(グー)の他、左右ともにチョキとパー、あと右手のみ武器持ち手の手首パーツだけです。
この武器持ち手も、親指と人差し指がくっついているので、3ミリ径くらいのプラ棒くらいしか持たせられません。
どうやらベルトのハンドルを持たせるための手首パーツだったようです。なるほど。
ちなみにドリルクラッシャーやその他のアイテム、追加の手首パーツは、プレバン限定のバイクとセットで発売されるそうです。
お値段たしか5,000円くらいで、これがバンダイのやり口かと。
僕は付属品は飾るときにはあまり使わないので、スルーしますが。
さて仮面ライダービルドラビットタンクフォーム、できが良く、よく動く。
おすすめです。
このあと続々発売されるビルドシリーズのS.H.Figuartsも楽しみになりました。
- 関連記事
-
- S.H.FiguartsのディスプレイベースはコトブキヤのフライングベースRがおすすめ|TOY
- S.H.Figuarts 仮面ライダービルド ラビットタンクフォーム|TOY
- プレバン限定 S.H.Figuarts 仮面ライダーパラドクス パーフェクトノックアウトゲーマーレベル99|TOY