やっぱり靴の手入れは薄塗りがいい|三交製靴ラギッドシューズS-3|経年変靴レポ21



先日、シュナイダーブーツのジョドファーにべったりとクリームを塗って手入れをしてみるという実験をしました。

続報はまたそのうち記事にするのですが、やはりクリーム類は薄塗りがいいのかなという結論になりました。


日々、公私ともに活躍してくれている三交製靴のS-3ですが、やはり夏の間酷使した疲れが見られます。


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ツリーをいれないとアッパーもクタクタ。

今回はこのS-3を手入れするわけですが、このS-3のように特に傷んでいるわけでもなく、また作りがすっきりしている靴は、適切なクリーム、ワックス類をなるべく少量塗っていくことが、革の状態や靴の形を維持するのにはいいと思います。



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今回は、汚れ落としにサフィールユニバーサルレザーローション、補色にKIWIのワックスを使いました。

汚れ落としに乳化性のレザーローションを使っているので、革に水分と油分の補給は済んでいると考え、補色用にさらに黒の乳化性の靴クリームを塗るよりも、油性のワックスで革表面に脂分を補給し、水分と油分にフタをして閉じ込めるイメージです。


手順はもう1,000回くらい書いていますが、ユニバーサルレザーローションを布にとり、靴全体を拭きます。

そのあと、豚毛ブラシでブラッシング、乾拭きです。

そのあと、ワックスをブラシに取り、ささっと全体に塗り伸ばし、少し置いてから乾拭きで完成。

作業時間はだいたい15分かかったかどうかくらいです。



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ユニバーサルレザーローションを塗って乾拭きした状態。

少し革がピンとしてくたびれた表情が薄れたような気がします。



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そして、ワックスでささっと磨いたあとの状態。

角度が違うのでわかりづらいですが、黒のワックスで補色され、黒さがパキッと戻りました。


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コバ周りにもブラシに残ったワックスを伸ばして乾拭きして作業完了。



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靴の手入れって、かんたんなようで難しく、かといって難しく考えすぎて魔術や儀式になってしまうのもよくないし難しいですね。


靴の状態を見て手入れの方法を決めるなんてのは1日に何十足も靴を磨くプロの経験があってこそ。

せいぜい月に1回自分の靴や家族の靴を磨く程度の僕ら素人には到底ムリなことです。


自分なりにいろいろ考え、試しながら手入れをし、たとえ失敗しても、自分でよく考えてやった結果だから次は気をつけようと思えば、どんな結果でも納得できるというもの。


この靴はこれでいいんだという結論が出るまでは、試行錯誤の繰り返しですね。
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