アビィレザースティックを討つ弾丸。かっさ弾丸棒|BUY

アビィレザースティック、かっさ棒とは

アビィレザースティックとは、履き込むと曇りがちなコードバンの表面をゴシゴシして光沢を取り戻せる、水牛の角で出来たライフル銃の弾のようなもの。
効果は抜群だけど7,000円くらいするので、値段高すぎと評判の品です。

そして上の画像の棒は、そのアビィの代用品として有名なかっさ棒。
その中でもよりアビィに近い、「かっさ弾丸棒」です。
かっさ棒はツボ押しマッサージ用に作られた水牛の角でできた棒で、つまり素材はアビィと同じ。
(でも実は水牛の角でなくても、ガラスとか金属のスプーンとか表面が硬くて滑らかで擦っても摩擦熱で溶けないものなら、なんでも代用できます。プラスチックとか樹脂製のものは摩擦熱で溶けて靴に跡がついてしまうので駄目ですが。)

このかっさ弾丸棒がアビィのと違うのは全長とシェイプの位置。
アビィが8cm、弾丸棒は6cm。
弾丸棒を使ってみるとわかりますが、男性の手には6㎝はちょっと短いので、確かにあと2cm長いといいのかもしれません。
逆に通常のかっさ棒は大きすぎるのかなあと思うので、アビィは絶妙なサイズ、形なのかも。
アビィを使ってみないと結論は出せませんが。

アビィについては、道具は素材が同じでも形が違うとぜんぜん使い心地や作業効率が違いますから、単純に大きさ、形、素材だけで高い安いを決めるのはどうかと思いますね。
靴磨き屋や修理屋さんなんかだと、作業効率の向上=収益の向上なので、アビィが道具として作業効率に優れたものであれば値段は大した問題ではないのではないでしょうか。

確かに我々、素人の趣味の靴磨キストには高い、過ぎたものであるかもしれませんが。

今回は、そんなかっさ弾丸棒を興味本位で買ってみました。

使い方

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1年履いたMAKERSのコードバンVチップのアッパーに、普通に磨いただけでは消えない斑点状の水シミが出来てしまいました。
これが磨くたびに気になっていて。
この斑点は、コードバンの表面が毛羽立って滑らかではなくなってしまったため、光沢がなくなった箇所です。
アビィやかっさ棒は、これをこすってまた寝かせて表面を均すことで斑点やシワの白バミを消します。

今回は保革にクレム1925(無色)を使用。

クレムを塗って5分程度置いてから、弾丸棒の先端と横の広い面を使って靴の表面をこすります。
あまりゴリゴリやらずに、表面を毛羽立ちを潰すように。

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そうすると、このように擦った跡ができます。
ちょっとゾッとしますが、大丈夫です。

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そのまま全体を擦ると、このとおりつや消しに。
向かって右(左足)がクレムを塗ってから弾丸棒で擦った状態。
左(右足)はクレムを塗ってそのままの状態です。

馬毛ブラシで磨いてみます。
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弾丸棒でこすった右側も、こすり跡だらけのつや消し状態から、光沢がキチンと出ています。
良かった。

しかもよく見比べてみると。
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クレム塗布、弾丸棒未使用の方はやはり斑点状の水滴跡が残っていますが。

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弾丸棒でこすった方は、斑点はほとんど消えています。

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両方を見比べると一目瞭然。
かっさ弾丸棒でも効果としては十分ありました。

あぶく銭が手に入ったら、アビィレザースティックの方も買って比較してみたいですが、たぶん数年後になると思います。
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