ラン活|日記

「ラン活」という言葉を知っていますか。
ジョギングやランニングに精を出すRUN活ではなく、小学生にあがる子供のランドセル選びと、その争奪戦のことです。
伊勢丹専売モデルなどは、予約開始日のうちにあっという間に売り切れてしまうそう。
(○ん活の流行り具合には辟易します

僕が小学生でランドセルを買ってもらったのはもう四半世紀も前なので男子は黒、女子は赤。だいたいが牛革で特に選ぶとか無かったんじゃないかなあと思うのですが、今は色も豊富、装飾もいろいろ。
A4フラットファイルが入るかとか、素材も合成皮革の品質向上に伴い、十分に選択肢に入ってきています。
選択肢が多すぎる。
こういうのは革モノ大好きな男たちの戦場かと思いきやいやいや、なぜかママさんたちが張り切っているのは意外でした。

僕はラン活には否定的です。
5万円も6万円もするカバン選びです。
慎重になって選ぶのも当然理解できます。
でも、やってもいいけど、あまり子供を引きずり回さない方がいいんじゃないかなと思います。
自分がそうだったからか、小学校に入学するときにパッと、ランドセル買ってきたよ、筆箱も買ってきたよと渡された方がワクワクする気がします。
さんざんランドセル選びに連れ回され、もうランドセルにはうんざりという気持ちを持ってほしくはありません。
下調べは親だけで、子供を連れていくとしても1、2箇所が理想です。

今回、ランドセルを選ぶにあたり、デパート等で売られている天使の羽シリーズのようなものから土屋鞄などの「工房系」と言われるまでいろいろ資料を請求して見てみました。
素材のカットサンプルまであって、正直、なんだかすごいなあと。
親のエゴでは
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しかし、素材だけ見てもいまいちピンと来ないのが正直なところ。
やはりできあがったランドセルを見てみなければ。

そこで比較的自宅の近くで展示会が開催される中村鞄の展示会に行ってみました。
事前にデパートに行ったときに、ランドセル売り場を見ながらどういうランドセルがいいんだ?と子供にそれとなく聞き取りして、色は黒、装飾も少ないものが好みということでだいたいの方向性は決まっていました。

あとは素材。
僕ら世代が小学生のころの合成皮革のランドセルはやはり一段劣る感じはあった気がしますが、今は合成皮革もかなりいい質感で耐久性も上がっています。
いくら子供はランドセルを乱暴に扱い気味とはいえ、合成皮革の耐久性で6年間の使用は余裕そう。
まして総本革の鞄の耐久性は6年なんかぜんぜん余裕、正直もったいないくらいです。
そして合成皮革の軽さは子供が背負うには大きな利点です。
合成皮革もありだな、と。
素材はどうするか決めきれないまま、展示会へ。

結論から言うと、本皮のつや消しタイプ(ボルサ)のランドセルに一目惚れで決定。
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素材選び

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このつや消しの革の質感。
いいですね。
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牛革ボルサ。
僕もこの革を使った鞄が欲しくなってしまいました。

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右が牛革ボルサ(黒)。
左が合成皮革(緑)。
さわった感じも不感症の僕には大きな違いは感じられず。
ただ、見た目の質感がやはり牛革ボルサの方がいい。
重量は100gほど重くなりますが、牛革ボルサでいこう、と決めました。

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馬革のコードバンのランドセルも展示してありました。
この縫い目の穴だいじょうぶ?とちょっと心配に。
浸水も心配ですが、コードバンは裂けに弱い、引張強度が低いと聞いたことがあります。
まあそれよりも表面の質感にあまり惹かれなかったというのが一番大きいです。

金具

工房系のランドセルについて気になるのは、デパート等で売っている普及品に比べて、肩ひもの上下の金具、背カンとダルマカンが劣る、旧式なのでは?との疑問が。

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背カン

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ダルマカン
動きはスムーズだし、錆びたりだとかもなさそう。
この辺は、問題はなさそうです。
ランドセルの蓋を止めるロックの部分は、手動式。
僕が使っていたのと同じで、留め忘れたまま前かがみになると教科書が全部落ちます。

その他各部

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星やイナズマのような刺繍装飾は特になし。
普通の普通の内装。
ただ、両サイドのバンドの上下に再帰性反射材が配されており、360°どの方向から見ても反射材が見えるように交通安全に配慮されています。

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背中のクッションはNASAのスペースシャトルの座席のクッションに使われているのと同じ、EAR社のシャトルクッションを使用しているそう。
押してみるとやわらか、ふかふかで気持ちいいです。
背負ったときも背中にフィットしていて背負心地も悪くなさそうです。

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内側は全体にソフト牛革かな?を張ってあります。
しわが気になる気もしますが、丈夫そう。

他の工房系も見てみるつもりでしたが、もうここで決定。
届くのは10月末ごろ予定。

6年しか使えないのがもったいないくらいの、いいランドセルが届きそうです。
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