ものを持たないきゅうくつさ、ものだらけのきゅうくつさ

ものを持たないことがよしとされる昨今の風潮がきゅうくつだ、というツイートを見たので考えてみた。
ものがなく、整然としていている部屋がよしとされる風潮は確かにある。
引越し前の不動産の内覧写真のような生活感のない部屋で暮らす仙人もいる。
それを目指して断捨離、生活の見直しを図る人もいるが、単純にものがない部屋を目指すのはちょっと誤解。
目指すのは役割がない腐っていくだけのものがない状態だ。
フランス人は何着しか服を持たないから(本当かどうかは別として)自分もそうしようとかいう単純な数の問題ではない。
試しに目標数値としてやってみようと試したけど無理だった。
服が何着必要かなんてその人の生活様式や暮らし方によって違うんだから当然だ。
1年のうちに一度も袖を通さない服、あるいは使わない食器、家電。
そういったものがないかを見極め、役割が与えられず腐るだけのものがないか、そういったものを増やさないように気を配るのが本筋だと思う。
ぽんぽんものを買えないのは精神的にきゅうくつというのはあるかもしれない。
でも使うもの使わないもののモザイクの隙間で暮らすのも僕はきゅうくつさも感じる。
かと言ってただものを買わないから正解というわけではない。
何を今さらと思われるかもしれないが、本屋のライフスタイル系の棚に並ぶシンプルな生活系の本の背表紙を見ていて、過剰なダイエットなようだなと思い、書いてみた。
身体にも所有するものにも、自分にとっての適正な重さ、量を見極める必要がある。
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