クレム1925で汚れ落とし|MAKERS V TIP BLUCHER |経年変靴レポ4



コードバンの手入れには、油分の多いクリームを使ったほうがいいそうです。

乳化性クリームよりも油性クリーム。

M.モゥブレイで言えば、デリケートクリームではなく、アニリンカーフクリーム。

サフィールノワールで言えば、レノベイターよりクレム1925。

(アニリンカーフクリームは乳化性とされていますが成分は、ろう、油脂、有機溶剤でクレム1925と同じです。比率が違うかもしれませんが、メーカーのR&DのHPでもコードバンにはアニリンカーフクリームを推奨しています。)


そこで今回はクレム1925を使用。

またクレム1925は汚れ落とし、特に古いワックスを除去するのに有用という情報を聞き、汚れ落とし兼保革として使用してみました。




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汚れ落とし・保革 サフィールノワール クレム1925

補色・保護層   オールデン ワックス(黒)


ブラシで靴全体のほこりをはらったあと、クレム1925を布にとり、アッパーの汚れを拭うように塗り伸ばしていきます。

このとき、汚れを落とすためとはいえ付けすぎには注意です。

確かに軽く拭っただけで布が真っ黒になるくらいにワックスが落ちます。

(今回の主題なのにうっかり画像を削除してしまいました)

5分置いて、しっかりと全体をブラッシング。


汚れ落とし兼ですとどうしてもいつもよりも多く塗りがちなので、いつもよりも念入りに乾拭き。

ワックスをブラシにトントンととって、全体に伸ばして乾拭きで完了です。




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つま先だけに行った鏡面磨きが落ち、キラっとした輝きが落ち着いた感じになったことからワックスがかなり落ちたことがわかります。



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ワックスもささっと塗った程度なので全体に光沢は抑え気味です。




さて、今回クレム1925を汚れ落としに使ってみましたが、確かにワックスの除去力は汚れ落とし専用品のステインリムーバーや、汚れ落とし兼保革としていつも使っているサフィールのユニバーサルレザーローションよりも高く感じました。

サフィールにはレノマットリムーバーという最強と名高い汚れ落としがあり、それと比べるとどうなのかはわかりませんが。

ただ、クレム1925は高いんですよね。75mlで2,000円(税別)です。

汚れ落とし兼として使うとどうしてもいつもよりも多く量を使うため、コストがかかります。


鏡面磨きを落としたいときなどに有用ですが、鏡面磨きでワックスを多量に使い、落とすためにもクリームやリムーバーを多量に使う。

靴磨きはお金がかかりますね。

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