乾燥したクロムエクセルレザーにレザーローションで潤いを|安藤製靴250|経年変靴レポ14


先日の大雨でびしょ濡れた250の手入れです。
冠水して川と化した道路を渡らなくてはならず、まあ250なら大丈夫だろうとそのままえいやと突っ込んだところ、思いの外、水かさがあり、上から浸水。

内に外に濡れてしまい、しばらく室内のスチールラックで乾かしていたのですが、乾かし過ぎてアッパーの革が固くなってしまいました。
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遠目にはわかりませんが。
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近くでみるとこのとおり。
奥側の右足の方はもうガサガサです。

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汚れ落とし・保革 サフィール ユニバーサルレザーローション
補色・保護層      KIWI ワックス(黒)

ここ最近は基本的にはワックスのみの手入れでしたが、さすがに今回はしっとりとさせてやったほうがいいかなとユニバーサルレザーローションを汚れ落とし兼保革として使いました。

ローションで表面を拭ったら、豚毛ブラシでブラッシングし、少し置いてから乾拭き。

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ローションだけで、しかもオイルドレザーでこの光沢。
クロムエクセルレザー、特に安藤製靴では仕入れた中から厳選しているとのことなので、ならではの光沢と言えます。
もうこれでいいかもなと思いつつも、補色したいのでワックスを使いました。

ワックスをブラシにトントンと取り、全体をブラッシングしながら伸ばし、乾拭きで完了です。

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手入れ前よりもシャンと、パリッとした感じ。

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さすがに数年に渡り、補色なしで手入れをしていたので、つま先の退色はすぐには補色できませんが、黒が徐々に濃くなってきています。

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かっさかさになっても簡単な手入れでこのとおり元通りになるクロムエクセルレザー。
数年前、猫も杓子もクロムエクセルの時代があり、なんだかなあとその状況を見ていました。
こういうブーツを作りたいからそのためにクロムエクセルレザーを選ぶのではなく、クロムエクセルレザーのブーツを作りたいからという感じで。

でも、確かにいい革です。
革質がどうこうというよりも、手間がかからないということにおいて。
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