三交製靴 ラギッドシューズS-3|経年変靴レポ15



顔料革は補色が命。


革の染めは色を染みこませる染料仕上げと、表面に色を塗った顔料仕上げがあります。


染料仕上げは色が染み込んでいるので、多少キズがついても目立ちません。

対して、顔料仕上げは、表面に色を塗っている、つまり塗装しているのでキズが付くと、下地の色が見えてしまい、目立ちます。


この三交製靴のラギッドシューズS-3は顔料仕上げの革なので、キズがつくと革の下地の茶が見えてしまうんですよね。

また、屈曲部位はシワの谷の色が剥がれてシワが特に目立ったり。


だから、顔料革は手入れのときに、補色が特に大事になります。




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汚れ落とし M.モゥブレイ ステインリムーバー

補色・保革 オールデン ファインブーツクリーム(黒)


馬毛ブラシで砂やほこりをはらったあとにステインリムーバーで表面の汚れを拭い去ります。

そして、全体にファインブーツをペネトレイトブラシで塗りこみます。

そのあと豚毛ブラシでブラッシングし、乾拭き。




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やはり黒い靴は、補色して手入れをするとパリッと仕上がります。



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先日、エッジカラーを購入し、コバを補色したのも大きい。



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屈曲部にもしっかりと色が入りました。







よく要らないとか言われるペネトレイトブラシですが、やはりあると便利。

こういう型押しの革にクリームをぬるときはもちろん、普通の靴でもソールとのすきまに塗りこむときなど、必須ではないですが、あったらあったで便利です。

1個500円くらいですから、同じようなクリームを何個も買うくらいなら、1個買っておいた方がよほど役に立ちます。

使い終わった歯ブラシでいいという意見もありますが、それはちょっと気分的に僕は嫌かな。

100均のひげ剃りブラシは、ちょっとブラシの形をしたものって感じであれは微妙ですね。
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