高いワックスは鏡面磨きがやりやすいのか|SAPHIR NOIR Bees wax polish


鏡面磨きを成功するため、初めて高いワックスを買ってみました。
KIWI1缶500円に対して、SAPHIR NOIRは1缶1,000円ちょっと。
価格は倍以上です。

鏡面磨きチャレンジには、今までKIWIの通常のワックスを使っていました。
よく靴屋さんに売っているふつうのものです。
それでもそこそこ磨りガラス仕上げくらいまでは仕上げられるものの、顔が映りこむほどとはなかなかいきませんでした。

レースに負けたら機材を疑え、レーズに買ったら自分を讃えろッショ”と昔、先輩が言っていたので、今回は機材、じゃなくワックスを変えてみました。
同じKIWIのパレードグロスも考えたのですが、SAPHIRのリーフレットの写真のような濡れたような光沢が出してみたくて、今回はSAPHIRを選びました。

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缶はKIWIと比べるとSAPHIRの方が作りがよさそうな感じです。
ひねって缶のふたを開けるつまみも一回り大きく、仕上げも取り付けもしっかりしています。
高さもちょっとSAPHIRの方があるのですが、ワックス自体の内容量はどちらも同じ50mlです。

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中身の違いは、こんな感じです。
左のKIWIの方は表面はマット、右のSAPHIR NOIRはぬらぬらとした光沢があります。
最近のKIWIのワックスの缶にもBEESWAX配合の表示がありますが、中身はけっこう違いますね。
触ってみた感じは、KIWIは食感が粉っぽい外国産のチョコレート、SAPHIRはヌラヌラとした感じで溶けた高級チョコレート。
例えが下手ですね。SAPHIRの方はとにかくヌラヌラしています。

では実際に使ってみる、その前に。
鏡面磨きは、表面の凹凸をワックスで埋めることで平面化し、磨きこむことで光を反射する鏡面に仕上げることです。
そうすることで顔が映り込むほどの鏡面になるわけです
鏡面磨きにいいワックスとはどんなワックスでしょうか。

凹凸を埋める、磨き上げるというただでさえ時間がかかる鏡面磨きの仕上がりの時間が早いこと、塗り込めて積み上げた塗膜が強いことの2点ではないかと思います。
あとのことを考えると、クリーナーでカンタンに落とせるというのも利点になりそうですが、そうすると塗膜の強さとは相反してしまう気がします。
先の2点を利点として考えてみます。
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今回は、ウェスタンブーツを鏡面磨きしたらかっこいいかもしれないと思い、LUCCHESE CLASSICのローパーで試してみました。
左右両方で1時間試してみましたが、ヌラっと濡れた感じの仕上がりにはなりましたが、鏡面にはなりませんでした。
同じ作業時間で鏡面の仕上がりはKIWIと対して変わりなかったです。磨りガラスです。
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使ってみてわかったのは、KIWIの方は車の固形ワックス、SAPHIRは車の液体ワックスという感じの使用感です。
KIWIは固めのワックスなのでワックス層、塗膜が厚くなります。
鏡面が仕上がるまでに全体の塗膜が厚くなりやすい。
対して、SAPHIRは柔らかいので薄い塗膜を塗り重ねる感じです。
もしかするとKIWIとSAPHIRは磨き方を変えないといけないのかもしれません。
SAPHIRの方が柔らかいので、KIWIより軽く軽く磨く必要があるのか。
また次回、試してみたいと思います。

塗膜の強さはについては、磨いた面を爪で引っ掻くとKIWIはすぐに痕がつきますが、SAPHIRの方は痕が付きにくいです。
塗膜の固さという点ではSAPHIRの方がありそうです。
固いということはそれだけ塗膜が割れやすそうですが。

けっきょく、どのワックスを使っても、その特性を理解し、磨き方を工夫すれば塗膜が必要以上に厚くなることもないし、仕上がりにかかる時間も短くなるのではないかと思います。
仕上がりが好みのワックスを一つ、これと決め、試行錯誤と練習を重ねるのが、一番の近道かもしれません。
僕は、普通に靴を手入れするときはKIWIを。
鏡面磨きをするときはSAPHIRをという使い分けにしていこうと思います。
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