Hail Mary Magazine 創刊号|雑誌


今年の1月にFree&easyが廃刊(一応、休刊とのこと)しました。
最後の方は、倦怠期のカップルのような空気が流れていたので、ああやっぱりなとそこまで驚きはなかったです。
そして、その最後の誌面で予告されていた(と思うのですが)、Hail Mary Magazine(ヘイルメリーマガジン)が4月30日に創刊されました。

編集長は変わらず小野里編集長。
今回の創刊、出版社の立ち上げにあたっては、私財を投げ打ったとのこと。
もちろん資金提供も受けているとは思うのですが、そういうチャレンジングができる人は尊敬します。
雑誌の名前のHail Maryとは、「お願いマリア様!」と祈ることだそうで、小野里編集長の好きなアメリカンフットボール由来とのこと。
試合終了間際、一か八かでタッチダウンを狙うプレイのことを言うんだそうです。
まさに今の編集長の気分にぴったりだったのかなと。
雑誌の構成もアメフトを意識しているようですね。
Free&easyのように軌道に乗ることをマリア様に祈っています。

今度のテーマは、「ラギッド」から「知的不良」
この雑誌、4月30日創刊でなぜ5月も中旬になる今買ったかというと、表紙にあるコピー、「明日から知的不良で生きていく」がしっくり来なかったからです。
知的不良。知的に不良という意味ではなく、知的な不良という意味であることはわかります。
これを読んで明日から肩で風切る不良になるぜという高校デビューみたいな感じではなく、ミスターアンタッチャブル(これもキーワードとのこと)を目指すということ。
僕が違和感を覚えたのは、そもそも不良は生き方であり、結果として不良にカテゴライズされるわけで、不良は不良になろうとしてなるものではない、と思うんですよね。
まして雑誌を読んで影響されて明日からなるものではなく、提唱する知的不良とはかけ離れている気がします。
誌面の秋吉久美子さんのインタビュー記事でもあったように「非行」と「不良」は違います。
非行ならすぐに真似できるかもしれません。
Free&easyの提唱した「ラギッド」が支持されたのは、スタイルだから真似が出来ました。
しかし、今回のHail Mary Magazineが提唱する「知的不良」、「ミスターアンタッチャブル」はなろうとしてなるものではないし、明日から俺は!と目指すものでもない、こう生きた結果としてまあそういう枠に入るかなというもののような気がして。
しかも、明日からか!と。
この表紙のコピーがなければ。もしくは、「今日から俺は!」だったら新装刊のご祝儀として4月に買っていたと思います。

さて、否定的な入りになりましたが、誌面は初期Free&easy的なインタビュー記事、コラム。
中期後期のFree&easy的な商品記事、移住、ブーツ、車、女性、お酒、ユル武装的装い。
知的不良が乗るべき車みたいなページがあったり。
Free&Easyのダイジェストのよう。
ラギッドを知的不良に置換しただけじゃないのかと思ってしまいます。

ああ、また否定的になってしまいましたが、立ち読みだけでああだこうだ言っているわけではなく、買って読んだ上での感想ということでご容赦を。

Free&easyの読者層をキャッチするために創刊号はそういうもとのFree&easy成分を多めにしていて、次号からは知的不良成分が増えていくのかもしれません。
コラム、インタビュー記事は読んでいて面白いです。

こういう雑誌を月刊で作るのって相当に苦行だろうなと、季刊くらいがいいんじゃないかとも思います。
編集部は寝る間も練る間もないのではないかと心配になってしまいます。
上でいろいろ書きましたが、ぜひ頑張ってほしいというのが素直な気持ちです。

読後一番印象に残ったのは、秋吉久美子さん、脚キレイだなと。
関連記事

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する