カシミヤのニットを自宅で洗う|日記


昨冬の僕のブームは完全にカシミヤ製品でした。
JohnstonsとUNITED ARROWSのニットをそれぞれ1着とUNITED ARROWSニット帽。
カシミヤライフを満喫した冬。
春先も、ちょっと肌寒い日はシャツの上に着て出かけていましたが、もうさすがに初夏の陽気。
手入れをしてしまってあげる時期になりました。
しまう前に、虫害などを防ぐために、汚れを落として次のシーズンに備えたいのですが、カシミヤのニットはクリーニングに出すと、クリーニングの際に使用する溶剤によって、そのやわらかな風合いが損なわれるので自宅で水洗いした方がいい、という意見を見て、じゃあ自宅で洗ってみるかと挑戦したくなってしまい、試してみました。
無印良品のアルパカ×ウールのニットなら何度も自宅洗いしていますが、カシミヤは縮みやすく、伸びやすく、難易度は一段、二段上のようです。

まず、自宅洗いにあたって、製品の取り扱いタグの表示を確認します。
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着心地が売りのカシミヤニットなので、タグ類は以前にすべて外してしまいましたが、捨てずに保管してあります。
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無印良品の写真を整理するアルバムにこのようにすべて挟んで保管しています。
タグだけでどこかにおいておくと捨ててしまいそうですし、散逸してしまいそうで。
こうしておけば、捨てたりなくしたりすることもなく、どれがどのタグか一目瞭然です。

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Johnstonsのニットには、生産国版と日本版の取り扱いタグが両方ついていました。
日本版は、水洗い禁止。ドライクリーニングのみ。
生産国版は、水洗いは漬け洗いならOKという表示です。
下に、「40℃以下のお湯で手洗い。絞ったり、擦ったりは厳禁。ぬるま湯ですすぎ、形を整えてタオルの上で平置きして乾かす」と書かれています。

カシミヤ製品は、日本では海より深い事情により(クレーム対策ですかね)カシミヤ製品は水洗い厳禁の表示をしているそうです。

拠り所となるものが出来たので、勇気を出して水洗いに取りかかります。

と、その前に、下準備です。
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まずニットの各部の寸法を測ってメモしておきます。
平置きで乾かすときにこの寸法になるように静置する必要があることと、乾いたあとに縮んでいないかを確認するためです。

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そのあと、ニットを裏返して、洗濯ネットに入れます。
裏返すのは、毛玉対策。
洗濯ネットは、濡れた状態のニットを取り上げる際に、伸びてしまうのを防ぐためです。

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水洗いには、水を溜めたり抜いたりしやすい洗面台がいいと思います。
というのも、カシミヤは濡れた状態で持ち上げたりすると、水を含んで増えた自重で伸びてしまったりするそうなので、濡れた状態ではなるべく静置した状態をキープした方がいいからです。
また、カシミヤを自宅洗いする際には水温管理が大事とのことで、あまり温かい冷たいなどの温度差があると縮みの原因になるそうですが、給湯器で温度設定すれば水温管理は容易です。

ただし、歯を磨いたり手を洗ったりする場所ですので、使用前によーく洗っておきましょう。

今回使用した洗剤と柔軟剤は以下のとおり。
清潔で美しく健やかな毎日をめざす花王の洗剤の誇る中性ソフト洗剤エマール
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そして、また頭髪用のコンディショナーを試してみようかとも思いましたが、一応花王縛りでハミングを。この選択は間違いではなくおどろきのふわとろぶりになりました。
カシミヤのフワトロ感の8割は仕上げのリンス剤によるというのは本当かもしれません。

今回は、水温は32℃に設定しました。
洗面台に水を張ったら、エマールを適量入れてしっかり撹拌します。
その中にニットを沈めます。
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沈めたら、そのまま静置して、10秒くらい手でニットをひたひたと軽く押す感じで洗います。

そして水を抜き、すすぎです。
すすぎは、水を張る、抜くを3、4回繰り返したあと、少量の柔軟剤をすすぎ水に混ぜてよく撹拌し、また2、3回水を張る、抜くを繰り返しました。
柔軟剤を入れた理由は、洗いによって抜けた油分を補給してあげるのと、仕上がりの手触りを良くするためです。

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すすいだあとはネットにいれたまま、バスタオルでくるみ、洗濯機のソフトモードで脱水します。
15秒くらいで十分らしいですが、僕はうっかり1分かけてしまいました。
幸い、問題は無かったようです。

続いて、乾燥です。
タオルで平干しとのことでしたが、地べたに置く平干しは、Tシャツでも乾きが悪いのに、ニットだとなおさら乾きが悪そうです。
そうすると、生乾きの臭いが心配です。
そこで今回はこれを買いました。

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平干しネットです。

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こんな感じで、写真撮影の携帯レフ板のように収納されていて

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広げると直径70cmになります。
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この大きさなら、男性用のニットでもちょっと折り曲げれば入ります。

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下がネットなので通気性があるため、乾きは床に置くよりも早いと思います。
そして、いくつかある平干しグッズと比べて、このネットの優れたところは、収納性が高いことと、このように2段重ねて干せることですね。
これでもけっこう邪魔でしたが。

わざわざネットを買わなくても、吊るして平干しする方法はあります。
たとえば、以前買ったsmoothdayのカットソー。
→Reboot  2015/11/02 「BUY|smoothday ディオラマスムースクルーネックTシャツ」
これも吊るし干し厳禁、平干し推奨なのですが、やはり床置きのタオルの上では乾きが悪いです。
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そこで、スラックスハンガーとバスタオルでこうしてハンモックのようにしてあげて、物干し竿にかけていました。
そのままだとU字に垂れてしまうので、スラックスハンガーをピンチで固定してなるべく水平になるように固定します。
ただ、これの欠点は物干し竿をものすごく場所を取るし、不安定、そして下がバスタオルなので床置きよりはいいかもしれませんが、乾きはよくありません。

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1日半くらい室内干しして、完全に乾きました。
特に縮みや型崩れは見られません。
ただ、やけに手触りがソフトな感じで、フローラルな香りがするので思ったよりも柔軟剤が残ってしまっているのかもしれません。
手触りはやけによくなりましたが、匂いが気になるので、次回は、すすぎの際には少量のオリーブオイルなどでの油分補給を試してみます。

洗い上がってきれいになったカシミヤニット。
防虫剤多めの衣装ケースに入れて来年までおやすみです。
(たまに外に出して通気はした方がよさそうです)
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